「町工場発!女社長の経営改革と人材育成」の講演で”納得”と”気”になったこと・・・
平成28年10月20日(木)、21日(金)、22日(土)の3日間、
平塚市のひらつかサン・ライフアリーナにて、
湘南ひらつかテクノフェア2016が開催されました。
7年連続での出展です。
初日の午後、
「町工場発!女社長の経営改革と人材育成」と題した、
講演会がありました。
講師は、ダイヤ精機株式会社代表取締役の諏訪貴子さんです。
内容は、大田区の町工場の経営難に陥っていたダイヤ精機で、
32歳で専業主婦から社長に就任し、
数々の経営革新を断行して、
中小製造業が直面する課題を次々と解決してきた、
というものでした。
専業主婦といっても、先代社長お嬢さんです。
誕生から今日に至る、
父親である先代との関わりストーリーを、
テンポよく、よどみなく、小気味よく話されていました。
聞けば、
結婚式の司会を2年間された経験が活きているとの由。
ご本人も、しゃべりには自信をお持ちとのこと。
生まれたのが女の子と聞いて、
先代の父親が病院にもきてくれなかったとのこと。
リストラするよう進言したが、
聞き入れてもらえず、
逆に、クビになったこと。
孫が生まれたとき、男の子だったので、
病院まで来て、大喜びだったこと。
父親の急死に合い、勢いで、後継者になったこと。
そのとき、幹部、銀行に言われたこと。
半年で結果を出すとタンカを切ったこと。
結果を出し続けて、今日があること。
いちばん最初に、何をしたのか、
というところに、関心がありましたが、
抵抗する従業員はさておいて、
5Sの整理整頓から始めたとのことです。
4トントラックで何台分も捨てた、とのことです。
整理の意味、整頓の意味、わかりますか?
と聴衆に聞かれていました。
ここですね、
「リーダーシップやこれまでに取組まれてきた、
経営改革と人材育成についてのご講演」
とありましたが、
成功の秘訣は、「2Sと本気」ですね。
整理だけではダメです。
「整頓」がキモです。
3定ですね。理解できていますか?
スタートダッシュが良くても、
続かない人が多いですが、
「本気」だから、継続力があります。
それにしても、人気の講演でした。
用意したイスが不足し、追加していましたから。
「人材育成」が人気があるのか、
「女社長の・・・」が人気があるのか、
気になるところです。。